今回はちょっと専門的な道具の説明になってしまいますがご容赦ください。
このブログを書いた人:リョーゾー社長
●内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者
増改築の現場なんかに入ると時々お客さんに「壁紙の張り替えでも結構、埃が出るんですね。」
と言われることがあります。これは傷んだ壁の下地の補修でパテをした後、サンドペーパー
かけるときに粉が飛散するのが主な原因です。
しかし、そうと分かっていてもリフォームの場合は現場と生活空間が隣り合わせの場合も多く、埃が出ないならそれに越したことはありません。
そこで今回弊社が購入した道具が以下の物です。その名も「落雷」じゃなくて「楽雷」!
サンドペーパーを使ってサンディングする道具のことをサンダー(sander)と言いますが、それを雷のサンダー(thunder)とひっかけて、楽にサンダー処理できるので「楽雷」ということでしょうか。
ネーミングセンスはさておき、構造を簡単に説明すると、サンドペーパーの表面がメッシュになっており、擦ったときに出る粉を表面から吸い取るようになっています。
真ん中に吸い取るためのファンがついていて、吸い取った粉は袋の中に集まるようになっています。
実は同じような構造の道具は結構前からあったのですが、ダクトが掃除機に繋がっていて実際作業性が悪いわりに高価でした。
この楽雷の画期的なところは、ダクト繋がっていないので軽くて作業性が良いわりに金額もお手頃というところです。
しかしこの小さなファンと袋で本当に粉が吸い取れるのでしょうか?
このような展示ブースで実際に実験してみました。
なるほど!確かにこれなら普通のサンダーと比べると埃が圧倒的に少ない上に、軽くて使いやすい!
その場で購入をしてしまいました。
ただし少し辛口に言わせてもらえれば、二つ気になる点がありますね。
一つ目は、落とした時の壊れにくさがどの程度か疑問。
二点目は、充電池式はいいのですが、連続使用時間が短いかなという点でした。(最長約90分)
ともあれ、この楽雷、今後の現場に活かしていきたいと思います。
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プロファイル:
小山良造 1976年2月17日生まれ
●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。
●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。
●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。
●ちょっとした国際通。
●アウトドアスポーツが趣味。
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