網戸の張り替えのコツ

内装工事をやっていると、いろんなことを

頼まれるのですが、襖、畳だけでなく、

網戸の張り替えを頼まれることもあります。

それもそのはず、網戸の張り替えって自分でも

できるし、襖屋さんがやったり、サッシ屋さんが

やったり誰でも簡単にできるけど誰に頼んで

いいかわからないものです。

今回は親しいお客さんに内装工事一式頼まれたので

ついでに網戸も我々で張り替えました。

網戸の張り替えに関しては、経験値が多くないので

今回はコツを1つだけ教えたいと思います。

まずは古い網戸を剥がしてサッシを中性洗剤で

ブラシ洗いしました。

そのあと材料を粗裁ちして仮止めして広げます。

網戸用のローラーを使って角から網戸用の

ゴムをぐるりと一周入れていきます。

一通りゴムを入れ終わったところで、今回の

コツになります。

●網戸の”よれ”を直す方法

網戸を一度でも自分で張ったことのある人なら

わかるかもしれませんが、網戸はたるみなく

仕上がるように外に向かってテンションをかけて

ゴムを入れていきます。ところがメッシュなので

まっすぐ張っていってるつもりでもどうしても

”よれ”が発生してしまいます。

【部分的によれている状態】

こんな時は裏返して、よれている部分の網を

引っ張って、そこだけゴムを引き出します。

そしてその部分の網だけを外に引っ張りながら

もう一度ゴムを入れ直します。

すると下の写真のようによれがなくなります。

まだよれがある場合はもう一度引っ張って

みましょう。

そのあとゴムを切らないようにヘラをあてて

余分をカッターでカットします。

もしうまく切れずに伝線しそうな場合は

ハサミでそこだけカットして整えましょう。

完成しました。

ちなみに今回はグレーのメッシュを使いましたが、

このほかブラックも一般的です。

その違いは視認性で、ブラックだと網の色が目立ちません。

その分外からもよく見えますので、中が見えにくいほうが

いいのならグレーがいいでしょう。

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