今年は暖冬とはいえ冬の寒さは少しでも軽減したいものですね?
実は窓を工夫することで室内の温度をあったかく保つことができるのを知っていましたか?
このブログを書いた人:リョーゾー社長
●内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者
●冬は58%、夏は73%
今回施工させていただきましたのはセイキ工業㈱の「楽窓Ⅱ」。
この商品は窓枠の内側にもう一枚サッシを取り付けることができるいわゆる2重サッシです。(ペアガラスではありません)
現代主流の高気密住宅ではいかに部屋の内部の保温性を保つかがカギですが、実は最も熱の出入りが大きいのは窓開口部で、夏は全熱流失量の58%、冬は73%が窓から逃げる熱と言われているそうです。=楽窓カタログ引用
冬に床が寒いと感じても床からの熱流失はわずか7%しかないことからいかに窓からの熱流失が大きいかわかるのではないでしょうか。
最近の住宅の新築では窓開口部はペアガラスが当たり前になってきましたが、古い住宅ではサッシを交換するのは高額なコストもかかりますし、そもそも壁の厚さに限界があったりして断念せざるを得ないことがあります。
そこで今回施工させていただいた「楽窓Ⅱ」の登場です。
楽窓にはガラスタイプとポリカーボネートタイプがありますが、より断熱効果の高いポリカ2mm厚で比べると熱貫流率が6.51Wから2.71Wに激減!(3mmタイプ4mmタイプならさらに軽減)
・・と言われても数値ではぴんと来ないかもしれませんが、以下に実際に取り付けた方の意見を記載します。
三豊市Yさん
「何年か前に子供部屋の窓4ヶ所に設置。結露が止まり、ガラス窓からの冷却も止まった。昨年末、リビング掃き出しにも設置。設置後、楽窓の隙間を少し開けると「冷気が!コレが室内に充満してたんか!」って数年前の子供部屋の窓と同じく感動!」
また超薄型4cmなので大抵の窓枠に取り付けできることも楽窓Ⅱの特徴です。
それに取り付けも簡単なので、今あるサッシを壊したり廃棄したり、壁を加工したりする必要はなく、時間もコストも圧縮できます。
●楽窓Ⅱポリカ3mmマットグリーンを使用
最初の状態は下写真のようによくある窓ですが、今回のお客さんは隣からの騒音がうるさいのと、外から見えるプライバシーの問題、それから寒さの問題を解決したいと思っていました。
そして今回は視認性も考慮して楽窓Ⅱポリカタイプ3mm厚マットグリーンを設置することにしました。
もともと外にお客様自身でネットを張ってプライバシー保護をしていましたがやはり外部が透けて見えます。
商品は注文してから約2週間ほどで届きますが、上の写真のように青く見えるのはあくまでも表面の養生ビニールの色です。
まずは窓枠の内側に樹脂製の枠を取り付け。樹脂製なのもあって結露が抑制されます。
ここまで出来たらあとは窓枠に窓をはめ込むだけです。
完成しました。
プライバシーも保護されています。
今回のお客様も大変満足されたようでした。
まだまだ寒い冬が続きます。お部屋の省エネ、断熱対策として2重窓も考えてみてはいかがでしょうか?
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プロファイル:
小山良造 1976年2月17日生まれ
●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。
●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。
●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。
●ちょっとした国際通。
●アウトドアスポーツが趣味。
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