「リフォームってやっぱりローン払いじゃないと無理だよね」
「リフォーム費を貯めるまで待てない」
「現金払いだとリフォームできる内容に限りがある」
とお考えではありませんか?
リフォームの内容によりますが、ローン払いの場合がほとんどとは限りません。
やはり現金払いにも大いなるメリットがあります。
しかし、リフォームにはそれなりの費用がかかりますので、簡単に現金払いを選べるものではありません。
そこで今回は、リフォームの費用を現金払いとローン払いそれぞれを選ぶメリットとデメリットをご紹介します。
現金払いのメリットとデメリットを解説します。
・予算にあったリフォームができるので、返済に怖じ気つく必要がない
・利息を取られない
現金払いのメリットをまとめて言えば、お金の心配が必要ないことです。
・お金をたくさん貯めないといけない
・大金を持ち歩かないといけない
リフォーム費用はほとんどの場合、100万円を超えます。
家庭によりますが、決して少額ではありません。
・お金がたくさん貯まっていなくてもできるので、リフォームしやすい
・リフォーム費用の一部をローン払いにできるので、手元にある程度お金が残せる
・住宅ローン控除を受けられる
現金払いよりは支払い総額が高くなりますが、住宅ローン控除が受けられるため、その差は緩和されます。
・利息を取られる
・支払いできなかった場合、自己破産してしまい、審査が必要な申し込みに通らない。
ローンはきちんと払える予定額を決めた上で組みましょう。
現金払いでもローン払いでも、条件を満たせば所得税控除が受けられます。
現金払いの場合、200〜250万円を限度として、工事費の10%が1年、所得税から控除されます。
ローン払いの場合、年末のローン残高の1~2%が所得税から控除されます。
また、バリアフリーリフォームや省エネリフォームの場合、市町村に申告すれば翌年の固定資産税が3分の2に減額されます。
さらに耐震工事の場合、町村に申告すれば翌年の固定資産税が2分の1に減額されます。
リフォーム内容によっては、自治体から助成金がもらえます。
リフォームする前に助成金が受け取れる内容か確認しましょう。
支払い方法のおよその割合は、現金払いが約60%、全額ローン払いが約10%、一部ローン払いが約10%です。
今回は、リフォームの費用を現金払いとローン払いで比較し、それぞれを選ぶメリットとデメリットをご紹介しました。
上記のメリットとデメリットを参考にしながら、よりぴったりなお支払い方法をお選びください。