和室の床に畳は欠かせないですよね。
長い間使っていれば、畳に限らずどんな床でも痛んでしまうものです。
しかし、洋室に使われているフローリングなどとは異なり、畳の床では畳だけ交換できます。
皆様の中には「もうそろそろ畳を張り替えようかな」と検討されている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は畳を張替える前に知っておいてほしい事をお伝えします。
皆さんはどのようなタイミングで畳の張替えを検討されますか。
前回の張替えから十数年経過した時や大きな汚れなどができてしまった時が多いでしょう。
確かにそれらも畳を張り替えるタイミングを決める要素の1つです。
しかし、それらよりも先に畳の状態を見るようにしてください。
そこでまずは張替えるべき畳のタイミングをご紹介します。
このような状態では、見栄えだけでなく、畳の耐久性も悪くなってしまいます。
避けている部分から湿気が入り込んだり、乾燥しやすくなったりしてしまえば、内部から劣化が進んでしまいます。
なにより手や足を傷つけてしまう恐れがあるため、早急に張替えてください。
畳にとってカビやダニは天敵です。
それ以上に私達の健康に大きな影響を与えかねません。
その上、カビやダニは建物全体にも悪影響を与えます。
放置してしまえば、家全体にカビやダニが住み着く事態になりかねません。
そのような事態に陥らないためにも、カビやダニを発見したら畳を張り替えてください。
ここでは2つのことをお伝えします。
畳と聞いたとき、多くの方が緑のいぐさによって仕上げられた畳を想像されるでしょう。
しかし、畳はそれだけではありません。
デザイン重視の畳や耐久性といった機能性に特化した畳なども開発されているのです。
一度、張替えを依頼する業者ではどのような畳を取り扱っているのか確認してみてください。
皆さんは畳作成技能士という国家資格をご存知でしょうか。
この資格は畳の政策から敷き込みまでの作業において一定の水準を満たしている人に与えられる資格です。
1級では7年以上の実務経験などが取得条件に設定されています。
どの業者に依頼しようか迷っている方などは、この資格を判断基準の一つにしてみてください。
今回は、畳を張替える前に知っておいてほしい事をお伝えしました。
ご自身で畳や張替えについて調べておけば、より安心できる業者に依頼を任せられるでしょう。
安心して畳の張替えをしてもらえる業者を見つけて、今までと違った和室を手に入れてください。