マンションをお持ちの方へ和室へのリフォームのポイントをご紹介

部屋に和室があると落ち着きを感じられていいですよね。
マンションに和室のリフォームを行うときにはいくつかの注意すべき点があります。
そこで今回はマンションをお持ちの方へ向けて、和室のリフォームを行うときのポイントについて紹介します。

 

□小上がり和室の失敗する間取りとは

小上がりの和室は雰囲気が良くておしゃれ、赤ちゃんのおむつ替えが楽、ちょっとした休憩に最適といったメリットがあり、広いリビングではアクセントにもなるため人気があります。
しかし、配置や大きさによっては失敗したと感じる場合もあります。
事前に失敗する間取りを理解することで和室リフォームの失敗を防ぎましょう。
リビングに面して角がでる配置にした間取りは失敗するケースが多いです。
この配置は足をぶつけることが多くなり、和室は固定されているため、テーブルなどで足をぶつけるよりも骨折などのリスクが高まります。
特に小さいこどもがいる場合は転んで頭を打ってしまうケースもあり、心配が絶えません。
リビングの中央に配置する間取りも失敗することが多いです。
小上がり和室を中央に配置すると見栄えが良くなります。
しかし、部屋が散らかりやすくなります。
理由としては雑誌や新聞などの小物をとりあえず置いておくときにとても便利な場所になるため、いろんなものをおいてしまうことが挙げられます。
広いスペースを小上がりの和室にする間取りも失敗しやすいので注意してください。
理由としては掃除がしにくいことが挙げられます。
掃除機を持って段差を上がり下りするのは大変です。
もし、広い小上がり和室にする場合は段差を30センチメートル以下にすると良いでしょう。

 

□マンションの和室をリフォームするときのポイント

ここからはリフォームするときのポイントについて紹介します。
事前にポイントを知っておくことで納得のいくリフォームを行いましょう。

 

*畳の張り替えで考えるべきこと

中古の分譲マンションに入居する時には、畳表の状態を販売担当者に確認しておきましょう。
いつごろ交換すべきかの目安を知ることができます。
比較的新しい場合は、畳を裏返すだけの工事で済むこともあります。
現在では圧縮合板などで床を作っている事も多く、厚みやござの種類、取り付け方など様々なため、現物を見てもらって見積をとると良いでしょう。

 

*リビングに小上がりをつけるかどうか

メリットとしては小上がり段差を利用して収納スペースを設けることもできますし、部屋の使い回しができるといったことが挙げられます。
デメリットとしては天井の高さが小上がり分低くなるので圧迫感を感じる場合があります。

 

*和室の押し入れのリフォーム

押し入れの工事方法としては、大工さんに造作してもらう方法とシステムクローゼットをはめ込む方法の2
つがあります。
どちらが良いかについては、両方の見積もりを取ってから判断すると良いでしょう。

 

□まとめ

和室のリフォームするときのポイントについて紹介しました。
今回紹介した失敗例やポイントを把握して、納得のいくリフォームを行いましょう。