●インドの誇りタージマハルホテル
われわれが宿泊した南ムンバイ地域にはFortと呼ばれる地域があり、古い英国の建物が立ち並んでいます。
さらに南に進むと港の手前にインド門というイギリス支配の遺産が残っています。
そしてそのすぐそばにはひときわ目を引く巨大な建物があります。
そう、それがタージ・マハルホテルムンバイ、この堂々たる建物は圧巻です。
インド3大財閥の一つにタタ・グループというのがありますが、このタージマハルホテルはタタ・グループの創業者、ジャムシェトジー・タタが1903年に建てたそうです。
彼はイギリス統治時代に白人でないことを理由にワトソンホテルに宿泊を断られたことに怒り、もっと巨大で壮麗なこのタージ・マハルホテルをインド人の手で建てたそうです。
●建物内部もゴージャス
現役でホテルとして使われているこのタージマハルホテルは、宿泊客でなくても1Fのエントランス周りは入れました。
もちろん建物探訪をして内装を味わってきました。
フロントの間口も広くとられています。
広々としたエントランスホールはたくさんの人が憩っていました。
下の写真の孔雀型のヘッドランプも黒大理石のテーブルも美しいです。
上のランプも孔雀の羽の色のイメージでピーコックブルーなんでしょうか
床にはペーズリーの模様の大理石がありました。
ちなみにペーズリー柄の発祥の地はインド、イランと言われているそうです。
だだっ広い1Fには専門店街のように各種ショップも入っていました。
インド初の国際コスメブランド、FOREST ESSENTIALSもありました。
このFOREST ESSENTIALSはアーユルヴェーダをベースにしたコスメでパリにも出店予定だと言っていました。
パレスのような建物で買う有名香水ブランドにビクトリア婦人も取りつかれたように買い物していました。
●夜のタージマハルホテル
夜は近くのビルの屋上でお酒飲みながらライトアップされたタージマハルホテルを眺めました。
ちなみにムンバイでは意外とお酒が飲めるお店は少なかったです。
また、どのレストランも必ずと言っていいほどベジタリアン料理とノンベジタリアン料理に分かれています。
そもそも日本では肉も食べる人のことをノンベジとは言いませんよね。
それくらいインドではベジタリアンが多いということです。
それも信仰上の理由の場合が多いので厳格です。
旅で出会ったドイツ人が、スラムにある池でアヒルが優雅に泳いでいる姿を見て、「貧しくても絶対動物は食べないんだね!」と感心していました。
テレビで見たことがある人もいると思いますが、確かにインドの町中にはたまに牛がいたし、野良犬もいましたが、それらの動物は人間を全く恐れていません。
この動物との共存はインドの後進性を示しているのではないとわたしは思います。
日本ではいつの間にか野良犬は「駆除」されてしまいましたが、野良犬が人間を攻撃するのは人間を恐れているからなのだと感じます。
インドの世界観はいろいろなことを感じさせてくれます。
またこのタージマハルホテルは前回紹介したCST駅とともに2008年のムンバイ同時多発テロの餌食になりました。
その時の惨劇を映画化したものが「ホテルムンバイ」です。
わたしはこの映画を見ながら、燃えるタージマハルホテルを見て「あ、あのホテルが燃えてる!」と失神しそうになりましたが、よく考えたら私が行く前の出来事でした。
・・・ほんと、平和っていいな。
0120-6969-33
インテリアデザイン、内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)
対応エリア:香川県観音寺市、三豊市、丸亀市、坂出市、善通寺市、綾川町、高松市、琴平町、まんのう町。
県外対応エリア:愛媛県四国中央市、徳島県三好市ほか