見積書では、どこを中心にチェックすべきかご存じですか。
ついつい金額ばかり確かめがちな見積書ですが、詳しい内容までしっかり目を通さないと予想外のトラブルが起きる可能性があります。
今回は見積書に登場する用語の内容と、見積書をチェックする際のポイントを解説します。
見積書に登場する用語の意味が分かりにくいと思っている方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではそれらの用語の内容を解説します。
まずは仕様です。
この用語は、各工事に使用する材料や設備のメーカー、品番といった具体的な内容を説明する用語です。
次は養生費という用語ですが、養生という言葉自体は、ご存じの方が多いかもしれません。
マンションにお住まいの方は、エレベーターや共用廊下にシートが貼られているのを見たことがありませんか。
養生は家財や周囲の住居、リフォームが完了した場所に傷がつかないようにシートなどで補強することを意味します。
最後に、解体工事は古い設備を撤去する工事のことであり、仮設工事はリフォーム工事を行いやすくするために行う養生や足場の設置のことを指します。
また、木工事という用語は柱や梁(はり)など、木材に関わるすべての工事のことを表します。
見積書が完成したら、まずは金額を確認したくなりますよね。
しかし、金額の前にチェックすべき項目がいくつかあります。
まずは、最初に作成された期日を確認しましょう。
打ち合わせの内容によっては、リフォーム内容の変更に伴い、数回にわたって見積書を作成し直す場合があるかもしれません。
見積内容を間違えないためにも、常に最新の見積書かを、最初に確認しましょう。
また、このときにしっかりと業者の押印がなされているかの確認も大切です。
次に、リフォームに使う材料や設備についても、確認すべき項目があります。
まずは材料や設備の品番です。
希望のメーカーや指定の製品がある方は、入念なチェックが必要です。
その後それぞれの製品の項目に、単価が書かれているか確認しましょう。
そこで、部品や材料が不当に多く見積もられていないか、諸経費の割合は全体の費用から見てちょうどよい割合かを確認しましょう。
諸経費とは、水道光熱費や担当者の交通費など、工事に関わるものの細かい計算が難しい費用全体を表す項目です。
諸経費が高ければ悪いというわけではなく、一般的には10から15パーセント程度だとされます。
最後に、合計金額が打ち合わせ通りであるかを確認し、最後に見積書の有効期限をチェックしましょう。
今回は見積書に登場する用語の内容と、見積書をチェックする際のポイントを解説しました。
見積書は金額の前に確認すべき項目がいくつかあることを、ご理解いただけたでしょうか。
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