「張り替え」と聞くと、壁紙の張り替えを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は天井にも張り替えがあるのをご存知でしたか。
張り替えの他にも天井のリフォームは主に4種類あります。
今回は天井のリフォームの種類と天井をリフォームする際の注意点について説明します。
天井のリフォームの種類は主に4種類あり、簡潔に説明していきます。
1つ目は冒頭でも紹介した天井のクロスの張り替えです。
壁紙と同様にクロスを張り替えますが、天井のクロスはやや厚いことが特徴と言えるでしょう。
リフォーム費用は材料費+工事費用で構成されています。
壁紙を張り替える場合は壁紙の費用+諸々の工事費用となります。
2つ目は穴の補修工事です。
当然ですが、開いてしまった穴のサイズによってコストは変わります。
下地に穴が開いていなければクロスの張り替えのみで済むので、コストは低く抑えられるでしょう。
下地まで穴が開いていると下地であるベニヤまで張り替えまで必要になります。
天井に穴ができているのを発見したら、できるだけ早く業者の方に見てもらいましょう。
3つ目は雨漏りなどによる補強工事です。
天井は一般的に薄い板を張って作られているため、雨風や時間の経過とともに劣化していきます。
屋根からの雨漏りや高い湿度の影響で、シミや汚れ、腐食などが起こってしまします。
外見が悪く、健康にも良くないため、発見次第早急に工事の依頼をおすすめします。
最後に、天井から物を吊るための補強工事です。
主に、照明をつけるための工事で、照明の重さや天井の状況によって費用は上下します。
工事ができない場合もあるので注意しましょう。
天井のクロスを張り替えする際にはホコリやチリが大量に飛び散ってしまいます。
そのため、解体作業時には室内で立ち会えないことを理解して、解体作業時には別部屋で待機しておきましょう。
つぎに、天井材の機能性を見極めて選ぶことです。
外壁や窓のように天井材も材料によって性質は異なります。
手調湿性や断熱性、遮音性、耐火性など性質から天井材を選びましょう。
最後に、天井のクロスの色選びです。
天井は広いため、部屋のイメージを大きく左右します。
ただ好きな色を選ぶのではなく、ご自身が部屋に求める雰囲気や、インテリアとの組み合わせを意識して色選びをすると良いでしょう。
今回は天井のリフォームの種類と天井のリフォームする際の注意点を説明しました。
リフォームを行う際の注意点を留意した上で、検討してはいかがですか。
天井の張替えを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。