インテリアファン、アンティークファンの皆様、寒い冬をどのように過ごしていますか?
今回リョーゾー社長はアンティーク風のインテリアにぴったりの石油ストーブをDIYでメンテナンスしたので、その様子を紹介したいと思います。
このブログを書いた人:リョーゾー社長
●内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者
エアコンにしてもそうですが、おおよそみなさまインテリアにおいて暖房器具はどれも見た目は同じようなものだと思ってスペックのみを重視していらっしゃるのではないでしょうか?
しかし中にはアンティークに合う暖房器具としてこのような選び方もあります。
これは私が以前にネットで購入したニッセンの石油ストーブ、ゴールドフレーム、フリージアです。
ニッセンはカタログ販売のニッセンではなく「日本船燈株式会社」略してニッセンで、1936年の創立以来船灯制作、航空灯火の製作をしている会社です。
昔の船燈は石油ランプを使っていたようで、日本船燈㈱はランプの製作技術と真鍮加工の技術をつかって上の写真のようなアンティークなストーブを製作販売していました。
しかしさすがに長年手入れされていないためにさび付いて真っ黒です。
それではDIYでメンテナンスをしてみたいと思います!
まずはパーツをばらしていきます。
古いストーブなので構造もシンプルです。
それから今回は仏具などの真鍮の錆取り用の液体に漬けて一度大雑把に錆を取りました。
今度はそれを良くすすぎ、乾かします。
これは灯油を入れるタンクですが、液体に漬けこむわけにいかないパーツはティッシュペーパーでパックして数時間置きました。
今度は絞った雑巾などでしっかりと液体をふき取ります。
ここからはひたすら根気よく金属磨きのピカールを使って磨いていくだけです。
インパクトドライバーの先端に装着できるスポンジやフェルトにピカールを塗り、根気よく磨いていきました。
するとどうでしょうか、驚くほどピカピカによみがえったではないですか!
スチームパンクでレトロなイメージのR.Life社長室にぴったりです。
実際に火をつけてみました。
照明を落としてみるとランプのように輝くストーブがとってもいい雰囲気。
真鍮製のものは錆びても味がありますが、磨けばまたピカピカになります。
なんとラブリーなんでしょうか。
↓内装のご相談はこちら
↓せめて「いいね!」お願いします。
プロファイル:
小山良造 1976年2月17日生まれ
●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。
●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。
●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。
●ちょっとした国際通。
●アウトドアスポーツが趣味。
0120-6969-33