「そろそろ店舗の内装工事をしようかな」と考えている方はいませんか。
相当数の出店を経験しなければ、内装工事の流れや動きはつかめません。
いざ、内装工事を依頼するとなった時におおまかな流れを知っておいた方がスムーズに進みます。
そこで、今回は気になる内装工事の流れを解説します。
内装工事中の最中は店を開けておけません。
まずは、工事を始めてからリニューアルオープンまでの日程を逆算しましょう。
いつまでにオープンしたいかが決まれば、次はデザイン会社を選定しましょう。
業者の選定方法は主に2つあります。
1つ目は「特命」と呼ばれる方法です。
この方法は1社を単独で指名して依頼をかけます。
入念な打ち合わせをして徐々にプランを決められますが、他社と比較ができないというリスクがあるでしょう。
2つ目の方法は「コンペ」です。
その名の通り、複数の会社からデザイン企画をもらい競合にかけて自分に合った会社を選ぶ方法です。
複数社を比較できるのが強みですが、1社とのプラン詰めの時間が短くなる傾向にあります。
デザイン会社が決まれば、次は施工会社を決めましょう。
施工会社はデザイン会社に紹介してもらうか、自身で2~3社から相見積もりを受けて選ぶのが一般的です。
デザイナー会社の紹介の場合、工事開始までのスピードが速いです。
スピードよりも価格を重視したい方は自身で施工会社を探すことをおすすめします。
デザイン会社と施工会社が決まれば、契約をしましょう。
契約書にサインする前に、追加工事の有無やアフターサービスがどの程度あるのか確認することをおすすめします。
契約をすれば、いよいよ工事が開始します。
工期中も時々、現場に行きましょう。
そうすることで、現場に少しは要望を伝えられます。
工事が終われば、引き渡しです。
工事に不備がないかしっかり確認しましょう。
内装工事を成功させるためには、清潔感を重視しましょう。
雰囲気を変えることも大事ですが、内装工事で最も重視したいのは清潔感を出すことです。
お客様にとって清潔感のあるお店には入りやすいです。
見栄えだけでなく、居心地の良い内装を意識すると良いでしょう。
また、周辺の競合店との違いを明確にしましょう。
同じ業種のお店だと、店の雰囲気がどうしても似てしまいます。
最低でも近所のお店とは違った内装にすることをおすすめします。
ただし、過度に個性を出しすぎると逆効果です。
今回は店舗の内装工事の流れと内装工事を成功させるための注意点を紹介しました。
内装工事を検討している方はぜひ、参考にしてみてください。