「中古の建築物を工事して店舗を出したい」と考えている方はおられますか?
中古の建築物に内装工事をして店舗にする場合に、壁と床の色の組み合わせについては気にされていますでしょうか?
色は組み合わせ次第で、人に与える印象が大きく変わってきます。
そこで、この記事では壁と床の色の組み合わせ方が与える印象の違いについて、リフォーム業者が解説していきましょう。
まずは「赤」「青」「黄」の三つの原色があります。
この三つの色は、他の色を混ぜてたところで作り出せません。
それから、「赤」と「青」を混ぜると「紫」、「赤」と「黄」を混ぜると「橙」、「青」と「黄」を混ぜると「緑」ができます。
色については主にこの六色を考えるところから始めると良いです。
色には、正反対の色があります。
例えば、上で紹介した六色で考えると、赤なら緑、青なら橙、黄なら紫、といったような具合です。
これらの正反対の色を壁と床の色で組み合わせると、色と色が反発しあうような印象を受けます。
要するに、お互いの色が反発しあって、どこか落ち着かない印象を与えてしまいます。
ですので、補色同士をそのまま組み合わせて使ってしまうのは、あまりおすすめではありません。
補色同士をセットで使っても、彩度と明度を調整することで、雰囲気の良い組み合わせにもできます。
例えば、赤と緑のセットであっても、緑の彩度を下げることで、反発した印象を弱くすることができます。
これではモヤモヤした印象になる場合には、明度を上げることで引き締まった印象を与えられます。
壁と床の組み合わせに、色循環において近い色同士を使うと、お互いが反発しあわず、非常に落ち着いた印象を与えることができます。
近い色同士を使うと、落ち着いた印象を与えることはできますが、逆に言えば、面白みには欠けてしまう部屋となってしまう可能性もあります。
こちらの場合にも、彩度や明度を調整してあげることで、良い相性を生み出すことができます。
壁と床の色の組み合わせ方が与える印象の違いについて解説してきました。
色をどのように組み合わせるかは様々な場面において重要ですが、壁と床の色の組み合わせにおいても重要です。
「内装工事を行って、新しく店舗をオープンしよう」とお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。