襖の補修方法をリフォーム会社がご紹介

襖の破れや穴あきでお困りの方はいらっしゃいませんか?
日常生活で使う襖はちょっとした衝撃で損傷してしまうことがあると思います。
しかし、それほど大きくない破れや穴あきは自分で補修することも可能です。
今回は、襖の損傷の補修方法についてご紹介します。

 

□引き手の補修

毎日触れる引き手ですが、グラグラしてきたり、壊れてしまうことがあると思います。

まずは、引き手が釘か接着剤どちらで付けられているか確認しましょう。
釘の場合は、バールで釘を曲がらないように慎重に引き抜きましょう。
接着剤の場合は、マイナスドライバーなどを差し込んでやさしく取り外しましょう。
その後、それぞれ釘もしくは接着剤で取り付け直すことで、補修完了です。

 

□襖紙の補修

 *軽微な損傷

ホームセンターに、シールタイプの襖紙や和紙シールが販売されていますので、ご自宅の襖紙の色や模様に合ったものを選びましょう。
シールタイプの襖紙を損傷部分の形状に合わせてハサミで切りましょう。
損傷部分よりやや大きく切っておくと、少々ずれた場合でも安心です。
次に、切った襖紙を損傷部分の上から重ねて貼ります。
軽微な損傷の場合、この方法でほとんど目立たなくなります。

 

*当て紙を使った手順

当て紙を使えば、より目立たず強固な補修が可能です。
補修シールの他に、ハガキのようなしっかりした薄い紙を当て紙として用意しましょう。
まずは、補修シールと当て紙を損傷部分よりやや大きめに切ります。
次に、補修したい部分を霧吹きで少し濡らします。
これにより、襖紙が伸びやすくなります。
その後、破れの一番大きな部分から当て紙を慎重に入れましょう。
当て紙の端に小さな穴を開けてキリなどの尖ったものを差し込んでおくと動かしやすいです。
その後、当て紙にのりを塗り、上から補修シールを重ねれば補修可能です。

 

*NG行動

セロハンテープやガムテープで破れた部分と襖の縁を接着することはNGです。
なぜなら、テープを剥がすときに襖の縁の塗料が剥がれて痛んでしまうからです。
襖専用ののりがホームセンターにあるので、そちらを使用しましょう。

 

□まとめ

今回は、襖の損傷の補修方法をご紹介しました。
穴が広がる前に早めの補修がすることが重要です。
もし、自力で補修できないほどの極端に大きな損傷が生じた場合は、思い切って襖紙を張り替えることも手段の1つです。
襖紙の張替えには専門技術が必要となるため、専門業者にリフォームを依頼すると安心です。
当社は襖のリフォーム実績が豊富ですので、近隣にお住まいの方はぜひ一度ご相談ください。