床のリフォームを検討されている方はいらっしゃいませんか。
「どんな流れで作業するのかわからない」
こうお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで、今回は、床の張り替え工事の流れをお伝えします。
工事をする前に、どの部分を工事するのか、どんな床材を使うのか、期間はどのくらいかを確認します。
このとき、説明の内容が業者に発注したものと同じであるかきちんと確認しましょう。
まずは、現在張っている床材と下地をはがします。
その後、床材を張る場所の面積を正確に測り、床材が足りているか確認します。
そして、ゴミを取りのぞいて張り替えの準備は終了です。
新しい床材の高さを合わせるために、下地材を流しこみ固定します。
フローリング材を張る場合、フローリング材を部屋の大きさに合わせてカットし、部屋にはめ込みます。
その後、がたつきをなくすためにハンマーでたたいてきれいに整えます。
クッションフロアを張る場合は、まずはクッションフロアを仮置きします。
そして、置いたクッションフロアを少しずつめくりながら接着剤を均等に塗っていきます。
最後に、専用の道具で空気を抜いて、継ぎ目が目立たないようにします。
タイルを張る場合、接着剤を塗りタイルを張っていきます。
すべて張り終えたら、タイルを1枚めくってみて、きちんと接着されているか確認します。
そして、タイルどうしのすき間を埋めて、タイルを磨きます。
巾木とは、部屋の隅についている壁と床を仕切るものです。
巾木がなければ、床材と壁紙がそのままつながってしまうことになり、収まりが悪くなってしまいます。
巾木は部屋の隅をきれいに見せてくれる役割があるのです。
工程としては床材を張ったあとに、巾木を接着剤で取りつけ、はがれないように養生テープで固定します。
巾木をつける場合は、追加で費用がかかることもありますが、巾木をつけるのとつけないのでは部屋の美しさがかなり違いますので、巾木をつけることをおすすめします。
すべての工程が終了すると、工事責任者と依頼者が工事に問題がないか確認して引き渡しです。
責任者の立会のもと、工事に不備がないか確認する最後の機会ですので、ささいなことでも質問し、きちんとチェックしてください。
今回は、床の張り替え工事の流れをお伝えしました。
リフォームは費用と時間がかかるものなので、失敗しないように業者とよく相談してリフォームをしてください。
リフォームに関するご相談があれば、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。