【お役立ち】壁紙の補修なんかに使えるテクニック

皆さんの家でもほとんどは白系の壁紙を張っていることが多いのではないでしょうか。

 

そんな白系壁紙の補修については以前に紹介しました。

 

職人が教える壁紙メンテナンス【壁紙はがれ編】Vol.2

 

今回のブログではコーキングの色がぴったり合わないカラー壁紙の補修やDIY壁紙張りに使えるテクニックを紹介したいと思います。

 

 

このブログを書いた人:リョーゾー社長

内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者


 

 

 

 

 

●職人が教える壁紙補修(カラー壁紙)

 

 

 

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クロスの補修や隙間の充填、壁紙の糊の代わりなんかにも使えるのがジョイントコークA。

 

よく使われているライトアイボリーやホワイトならどのホームセンターにも売られており、自分で補修してみたことのある方も多いかもしれません。

 

ジョイントコークでジョイント補修

 

実はこのコーキングA、最近では種類が増えて40種類の色があります。(2021.1現在)

しかしどのホームセンターでも全種類がそろっているわけではありません。

 

毎日クロスを張っているプロのわたしたちであっても、普段持っているのは5種類程度で、実際使うのは8割くらいがホワイトかライトアイボリーの2色で、一度も使ったことのない色が大半です。

 

(ライトアイボリーも白に近い色です。)

 

 

 

 

 

コーキングAはクロスと壁や枠の隙間に充填剤として使う場合は当然クロスに近い色を使うのですが、もし自宅に赤系や青系なんかのクロスを張っていて、それを補修したい場合はどうすればいいのでしょうか?

 

そんな時に使えるのが水彩絵の具。

 

 

ホワイトのコーキングのふたを開けて紙の上に出して、ヘラを使って絵の具と混ぜます。

 

 

それをクロスの色に合うまで調色してまた元のチューブに戻します。

そしてコーキングの先を斜めに切って穴をあけ、隙間をふさぎます。ポイントは以下の通りです。

 

 

①絵具は少なめに足していく。

 

 最初に絵具を入れすぎると薄めるために大量のホワイトのコーキングが必要になるので、絵具を少しづつ足していくほうがうまくいきます。

 

 

②実際のクロスの色より白めに調色する。

 

 コーキングは乾くと色が濃くなるので、クロスの色より少し白い感じがするくらいのほうがきれいです。

 

 

③必要な分量より多めに作る。

 

 調色した後、足りなくなったら同じ色に作るのは難しいので余るくらい最初に作っておく方が間違いありません。

 

 

④調色したら素早くチューブに戻す。

 

 コーキングは空気に触れていると表面が乾いてくるので早めにチューブに戻しましょう。

 

 

⑤油性の絵具は使わない

 

 私はやってみたことはないのですが、油性だとうまく混ざらないそうです。

 

いざというときのために覚えておいてくださいね。

 

 

 

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リョーゾー社長と雲

プロファイル:

小山良造 1976年2月17日生まれ

●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。

●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。

●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。

●ちょっとした国際通。

●アウトドアスポーツが趣味。

芸術的職人集団 R.Life -アールライフ-

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