人間だれしも居心地のいいお気に入りのカフェやレストランがあるのではないでしょうか?
以前から実はリョーゾー社長には書きたいブログシリーズがありました。
それは素敵なカフェなどを取材してインテリア的なアプローチをするというものでした。
その名も”ゴチソウ・インテリア”・・・。
●gaouv rabari (ガーンヴ ラバーリー)
観音寺市観音寺町甲3082-7 0875-24-9449
観音寺市の商店街の裏通りにあるこのラバリの古いレンガ塀を一歩入った瞬間からあなたはその世界観に取りつかれるはずです。
”私たちが扱う古いモノたちには人の心をつかんで離さない魔力があります。それはモノが潜り抜けてきた「時間」ではないでしょうか。・・国籍も、時代も、来歴も異なる様々なモノたちが一堂に会したとしても、そこには不思議な「調和」が生まれます。”
ここ「ラバリ」は中東、アフリカ、中央アジアなどの古い家具や民具を中心に使ってリノベーションされています。
カフェメニューもその地域や東南アジアなどの中から実際にオーナーさんや店長の勅子(トキコ)さんが行って飲んだお茶やコーヒーを作ってくれます。
なかなか見かけることのないメニューばかりです。
しかし大事なことはそのメニューの珍しさではありません。
一見まとまりがないように見えるこのお店の中に漂う世界観はいったい何でしょうか?
●生活に根差したモノが語る美しさがある
「ラバリ」にはカフェだけでなく、古い家具や古民具、ガラクタのような(失礼!)古いパーツの展示販売ガレージもあります。
しかしここには有名なブランドのアンティークなどはおいていません。
入口には一目でエジプトのものとわかる彫刻が立っていました。
本当に使われていたであろうカヌーです。
本当に使われていたであろうツタンカーメンです。(冗談ですが)
どこかの国で職人が手作りで作った家具でしょう。
ここにあるモノたちは緻密に作られたものではないにしろ、誰かがどこか遠い国で遠い昔に実際に使っており、生活の中にちょっとした美や豊かさや遊び心を取り入れて作られたものたちです。
ヨーロッパのお金持ちや王侯貴族のために職人たちが手間暇かけて作ったアンティーク家具とは違うけれども、アンティーク家具にはない美しさがあるのです。(ツタンカーメンは王様ですが)
●エキゾチックなカフェメニュー
ハノイ・エッグ・コーヒー 650円
新メニューの”ハノイ・エッグ・コーヒー”はベトナム戦争下で物資不足のハノイで生まれたコーヒーで、当時入手の難しかった乳製品の代わりに卵黄と練乳を使った甘みの強いコーヒーです。
今ではハノイの名物だそうです。
クリーミーな泡も特徴的でした。
フルーツチャイ cold/hot 850円
そして人気メニューのフルーツチャイです。
注文を受けてからカットする新鮮な果物とトルコのアップルティー「エルマチャイ」を融合したメニューです。
果物の種類は季節によって変わります。
●青々としたガーデン
そしてこのラバリはお店の中だけでなく、エクステリアも堪能してください。
ガーデンも古いモノ、生活に根差したものとの調和でできています。
すべてがどこにもない「ラバリ・カラー」を醸し出してます。
●ノスタルジーがあふれてる
我々がいま取り扱っているインテリア商材は抗菌、防カビ、消臭などのプラスチック系建材だったり、ビンテージ風のレンガや古材風のモノを一部に取り入れたものが多いです。
寸法安定性や気密性が求められ、いかに精密に工業製品を設置するか、その中に言い訳程度に天然素材を混ぜて「サスティナビリティを意識してます」というのが現代のデザイナーの手法ではないでしょうか?(わたしも含め)
”中東や中央アジアにこだわっているわけではなくて、日本のものでもいいんです。観光化したり製品化して無くなっていく、伝統的なものや自分たちの生活を飾るために自分たちで作った古いものに愛着を感じます。”
店長の勅子さんは言いました。
ラバリのインテリアには手作りのモノしか使われていません。
すべて今のインテリアと正反対です。
”うちのお店に来るお客さんにはそのノスタルジックな空間を味わって帰ってほしいです”
そう、国籍も年代もバラバラのものが置かれているように見えながら調和を感じるのは、きっと私の中にあるノスタルジックごころが共鳴しているからなのでしょう。
ぜひ皆さん「gaouv rabari(ガーンヴ ラバリ)」の世界観に浸りに行ってください。
観音寺市観音寺町甲3082-7 0875-24-9449
0120-6969-33
インテリアデザイン、内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)