三豊市古民家プロジェクト

空き家対策として注目されている民泊、もはや知らない人はいないかと思います。

 

民泊に泊まったことのある方は感じたのではないかと思いますが、民泊体験は「どのように内装アレンジされているか」によって全く違ったものになるのではないでしょうか?

 

古民家好き、リノベーション好きのかた、今回の写真はかなり参考になるのではないかと思いますよ!

 

では三豊市豊中町に完成した「古民家リノベーションプロジェクト」についてレポートしてみたいと思います。

 

このブログを書いた人:リョーゾー社長

内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者


 
 

 

 

 

 

●例によって豪華な空き家だった

 

 

田舎にありがちな空き家として、昔は庄屋さんだったのかな?というような敷地面積も広い、維持管理に困って放置された風な空き家が時々あります。

 

今回の古民家プロジェクトもそうした豪華な空き家の一つでした。

 

香港に移住しているオーナーさんは海外の富裕層が日本に来て民泊に泊まり、貸し切りで1週間2週間ワイワイするためにこの古民家をリノベーションして民泊として貸し出すことにしたそうです。

 

このプロジェクトではわれわれは壁紙とトイレ洗面所の床の部分、それから美装工事などを”建築工房木-スタイル”さんから依頼を受けて担当しました。

 

建築工房木-スタイル

 

 

 

 

 

今回の物件は上の写真のように古民家らしく、曲がりくねった太い梁が表しになっています。

 

天井高も高いところがあるので仮設足場に上っての高所作業の連続でした。

 

 

 

 

ちなみに今回はまんのう町を拠点に内装工事業をやっている”㈱NOW”さんに全面的にご協力いただきました。

 

 

㈱NOW  今ちゃん社長

 

 

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●ゴージャスに完成しました!

 

なんといっても今回は関東のインテリアデザイナーさんがフルデザインしているので、民泊とは言っても素人感は全くありません。

 

そして金もかかっています!(笑)

 

もともとあった長屋門も雰囲気抜群です。

 

母屋の方もフルリノベーション。外観は和風です。

 

 

 

しかし玄関入るや否や、洋風なシャンデリアやブラケットライトの薄明かりが目を引きます。

 

 

 

そしてリビングルームに入るとゴージャスな雰囲気に感動します。

 

 

ご覧くださいこのアイランドキッチン!見たことないでしょう?

 

このキッチンも特注でつくってもらってそうです。

 

 

キッチン周りの食器棚もオーダーメイドです。

 

 

洗面台も細部までオーナーの奥様がこだわりぬいたようです。

 

 

浴室周りは塩ビタイルを施工しました。

 

 

トイレの床にはローラアシュレイブランドのクッションフロアを張りました。

 

長屋門には琉球畳の畳コーナーがあります。

 

 

 

  

 

   

 

 

     

 

 

 

 

 

  

 

今回は写真多めでお送りしました。

 

 

とにかくゴージャスですね。

 

 

この古民家プロジェクトの民泊は一般の人が気軽に泊まれるわけではないのが残念ですが、リノベーションもデザイン次第では新築よりもよっぽど美しいものになるという典型的な例ではないでしょうか?

 

もちろんお金がかかることは言うまでもありませんが・・・。

 

 

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リョーゾー社長と雲

プロファイル:

小山良造 1976年2月17日生まれ

●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。

●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。

●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。

●ちょっとした国際通。

●アウトドアスポーツが趣味。

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