和室を芸術的にリフォーム
和室って落ち着く空間だけどいまいちオリジナル感のある部屋にならないんだよな、なんて思った事のある方はいませんか?
今回は和室を思いっきりイメージチェンジして印象的な部屋にしてみました。
●まずは襖の張り替え
今回リフォームする部屋はごく一般的な間取りの6畳和室で、建てたときのこだわりもそうそうなかったような雰囲気でした。
ここを芸術的にリフォームしてみたいと思います。
手始めにリビングとの間に4枚引き違いの戸襖が入っていたのですが、これを襖紙ではなく壁紙に張り替え。
木目のクロスを張ることにより板戸のようになりました
●和室の壁は襖紙に張り替え
襖をクロスで仕上げた後は逆に壁にクロスではなく襖紙を張ってみたいと思います。
選んだのはルノン社の襖紙、「凛」シリーズの「寂」。
青さびのような色合いと襖紙の質感が独特の雰囲気を醸し出します。
●ひと手間もふた手間もかけて障子紙を張る
障子にはデザイナーズ障子、ゆめありのサイトから十五夜の障子紙をチョイスしました。
今回の障子は和紙調のアクリル板はめ込みタイプの障子だったため、普通に障子紙を張ることはできませんでした。
そこでまずは元の和紙調アクリル板と同じサイズにクリアのアクリル板をカットしました。
今度は障子紙のほうも順番を間違えないように注意しながらカットしていきます。
アクリル板に特殊な処理をしてから一枚一枚張っていきます。
最後にアクリル板を障子の枠にはめ込んでいき固定します。
このようになりました!
写真では逆光なので暗くしないと写りませんが実物はもっとはっきりしています。
デザイナー障子を使うことでこのようにメルヘンチックに変わりました!
いかがだったでしょうか?
和室ももっといろいろな工夫を凝らして自分の好みで飾ってみてはいかがでしょうか?
ちなみに今回、障子を施工するにあたって、アクリル板のカットに失敗してやり直したり、障子枠のサイズにはまらずに何度も削って調整したり、予想していた倍以上手間暇かかってしまったことはここだけの話です。