今回は汚れ防止壁紙とその他の組み合わせ機能について説明してみたいと思います。
汚れ防止機能というのは壁紙工業会が正式に制定している4つの機能性の一つで、同会によると以下のように定義されています。
1.汚れ防止壁紙の性能は、表面に汚れ防止性能を目的とするフィルムを貼り合わせた壁紙の汚れ落ち性能を言います。
2.汚染物(コーヒー、醤油、クレヨン、水性サインペン)をそれぞれ付着させ、24時間後、拭き取ったものを目視で判定する。拭き取りについては、コーヒーと醤油は水、クレヨンと水性サインペンは中性洗剤で拭き取ることになっています。
3.壁紙工業会の汚れ防止の性能基準は汚れを拭き取った部分を原片と比較し「4級以上」を有することとしています。また、試験開始から24時間経過後としています。
ちなみに5級は「汚れが残らない」、4級は「ほとんど汚れが残らない」状態となっています。
私の経験上、汚れ防止は各機能性の中で女性に最も人気があります。
女性はやっぱり掃除のことを考えてますね。
ただし、地味な柄しかないというデメリットもあります。
しかし実はこの汚れ防止壁紙にもいろいろ種類があるのです。主なものを3つ解説してみたいと思います。
①汚れ防止+表面強化
汚れ防止壁紙は上にも書いているようにフィルムでラミネートしているので、表面強化機能とは相性がいいような気がします。よく掃除機のコードで角がこすれるローカのかべなんかはお奨めですね。
スーパー強化+汚れ防止
②ウレタンコート
汚れ防止機能を選びたいが、表面が普通の壁紙以上にテカっていてビニールっぽさがあまり好きじゃない、という人におすすめ。表面がマットな仕上がりです。
FE-1631
ウレタンコート
③ペット対応クロス
通常の汚れ防止機能+ひっかきに強く、さらに抗菌機能がついていることが多いです。壁をこのクロスで選び、天井に消臭効果のある壁紙を選べばさらにペット対応力アップです。
TWP-3244
汚れ防止+表面強化+抗菌
0120-6969-33
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