去る10/12(金)、インテックス大阪で開催されたリフォーム産業フェアに行ってきました。
内装建材の展示会はや見本市には何度か参加しましたが、リフォーム産業に絞った展示会は初めて行きました。
過去の展示会など↓
今回の展示会はリフォームに取り組んでいる業者向けに開催されているもので、私としては特に見積もり業務や積算業務などの効率的なシステムを見たいというのがメインテーマでした。
ですがそれではブログとしては読んでも面白くないと思いますので、やはり特長的な建材や目新しい取り組みを紹介してみたいと思います。
(システムの話が聞きたい方は個別におしゃべりしましょう)
今回の会場となったインテックス大阪。特徴的なアーチのファザード。
●一番の個人的なお気に入り
AXCIS,INCは岡山市にある雑貨、照明、家具、パーツのメーカーです。
アンティーク家具や昔ながらの素材を使ったこだわりのショップです。
今回の出店ではアンティークな雰囲気のリフォームに似合うような真鍮のグッズが展示されていました。
中でも私のお気に入りは上のスイッチ。
スイッチってプラスチック製の物ばかりでレトロな雰囲気に合わないんですよね。
また照明器具も真鍮で作ったものらしくて、いい雰囲気です。
「工務店なんかでは真鍮って変色するから嫌われるんですよね。」と言っていました。
その経年変化の美しさがわからないなんて残念なんでしょうか。
このAXCIS,INC.さんの商品は今後弊社でも取り扱いできるようになりますので、改めて取材して、またレポートしたいと思います。
●中古物件の新しくて古い形
もう一つ私が興味を持ったのは70年代不動産さん。これも個人的な興味が強いですが。
リフォーム産業フェアは賃貸住宅フェアと合同で開催されているのですが、ここで面白いコンセプトの不動産会社を見つけました。
一般的に賃貸中古物件は耐振基準の関係上昭和56年以前の物件は銀行融資が下りずに大幅に買い手が減るのだとか。
最近では築古物件を安く買って直して売るという不動産会社も増えたそうですが、あくまでも建築的に見れば古いものを新しい建材で繕って「新しいものに似せる」といったものが多いのではないでしょうか。
70年代不動産では古い物件をヴィンテージ風、カントリー風、カフェ風にリノベーションして、「古さを新築にない良さ」としていくところに共感しました。
こういうリノベーションの技術を身につけたいと思いました。
●DIY向けの吸音ボード
これはフェルト製のパネルなんですが、一般的なカベにピンでとめるだけの簡単な施工でできる吸音ボードです。
素材が厚み9mmのフェルトなので断熱性、衝撃吸収性もあります。
フェルトと言えば柔らかくひっかきに弱いと思われますが、硬質なのでそう簡単には傷つきません。
また仮に傷付き汚れたとしてもその部分を自分で交換することができるのでメンテナンス性もいいと思います。
また特殊壁紙施工の全国ネットワーク「Hangers」も大々的にブースを構えてアピールしていました。
今回日程的に朝早くから日帰りで見てきましたが、改めて気になった会社の情報を集めてみたいと思います。
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内装リフォーム(クロス張り替え、クッションフロア張り替え、カーテン、ブラインド、ジュータン張り替え)
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