大理石の床、張ってみました。
今回は床に本物の大理石を張ってみました。
石の張れる職人さんは貴重で、今回はなんとこんな風にトラックに大理石と工具を積んで宇和島から来てくれました。
下地はフローリング。
縦横の墨だしをしています。
基準となる部分から石を張っていきます。
石をカットしています。
こんな風に仕上がりました。
塩ビタイルの大理石調もありますが、この光沢は本物にしか出せません。
今回は上写真のようにコピー機があったんですが、大きくて部屋から出すことができず困っていたところ、職人さんの知恵で部屋から出さずに施工することができました。
お客さんは大満足!「昔からこの大理石の床が夢だったんです!」と大変大変喜んでくれました。
遠くから来てくれた職人さんありがとうございます。
ちなみに大理石は昔からイタリア、ギリシャで建材として使われていました。これはこの地方では大理石が豊富に産出するからです。(トルコも大理石の産地です。これは昔イタリア、ギリシャ、トルコがつながった一つの火山帯だったためと考えられているそうです。)
日本では建材に木がよくつかわれているのはご存知の通りですが、これも木材が豊富にあるからで、世界を見渡せば木材の方が石材より貴重な場所もたくさんあります。
砂漠の国に住む人たちからすると世界最古の木造建築「法隆寺」なんかは大変驚きに値するのではないでしょうか。