前回は「家庭用照明選びの秘密1」と題して家庭での照明器具選びのポイントを3つほどピックアップしました。
そして今回はさらに部屋ごとの家庭用照明選びのポイント、それから照明器具の最新技術について書いてみたいと思います。
このブログを書いた人:リョーゾー社長
●内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者
【外部】
門柱灯は表札、郵便受け、押しボタンが見えやすい位置についていますか?
誘導灯は導線上の対象物を照らしていまか?
【階段】
吹き抜けになっているため、天井から吊るす場合は球の取り換えなども考慮に入れて照明器具を選びましょう。
【リビングルーム】
普段は家族団らんでくつろぐ場所であっても時にはお客さんを招くこともあるリビングは調光機能のあるライトで明るさを調整したり、部分的に電気を消したりできるように多灯で明るさを確保するようにするといいでしょう。
【キッチン】
キッチンに限らず基本的に作業するスペースは明るくするほうが効率的です。
油や煙で汚れやすいので掃除しやすいものがおすすめです。
【お風呂】
窓の反対側の壁に照明器具を取り付けると外から見たときにシルエットが映るため避けるようにしましょう。
【和室】
和室は陰影が強いと夜に不気味な雰囲気になりがちなので明るめの照明で全体を照らしましょう。
床の間の壁面を照らす掛け軸照明を配置すると広く感じさせることができます。
【寝室】
基本的には暗めの照明にしましょう。横になったときにまぶしくないように照明を配置します。
読書などはスタンド照明でするようにしましょう。
【子供部屋】
年齢によって器具を使い分けるといいでしょう。10歳くらいまでは部屋全体を明るく、中学生前後は勉強机のデスクスタンドをプラスし、大学生くらいになると雰囲気のいい明かりも使って個性的な部屋にします。
●照明器具の最新事情(2019年現在)
さてここまでは既存の照明器具を前提に説明してきましたが、実は最近照明器具にも技術革新が起きています。
キーワードはIOT(internet of thigs)です。
わかるようなわからないようなIOTですので専門的な説明はできるだけ避けますが、ようは電化製品のすべてが今後インターネットでつながっていくというこの流れに当然照明器具も含まれています。
電球の一つ一つがインターネットにつながっているので、スイッチがなくても起床時間を設定すれば寝室の照明が少しづつ明るく点灯したり、GPSで位置情報を把握して帰宅直前に照明器具が自動で点灯したり、オフィスの照明器具などであれば交換時期を電球自身が知らせてくれたりするのです。
ポイントは「電球の一つ一つがインターネットにつながっている」ということで、特別な電気工事は必要なくほぼ単なる電球交換だけでいいというところです。
電気工事をして調光機をつけたり、センサーを付けたりする必要がありません。
またシーリングライトにスピーカーが内蔵しており、ブルートゥースで飛ばして音楽が聞けたり、するものも開発されているそうです。
いかがだったでしょうか?
照明器具選びの時にはぜひこのブログの内容を思い出してみてくださいね。
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プロファイル:
小山良造 1976年2月17日生まれ
●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。
●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。
●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。
●ちょっとした国際通。
●アウトドアスポーツが趣味。
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