観音寺近郊のインテリアファンのみなさま、モノづくり好きのみなさま、Old Factoryというお店をご存じですか?
今回はとてもクールなモノづくり雑貨の店にお邪魔して取材をしてきました。
このブログを書いた人:リョーゾー社長
●内装工事職人歴20年、一級壁装技能士、ライティングコーディネーター資格者、3Dマイホームデザイナー操作技能者
観音寺市、手作りインテリア雑貨の店
オーナーの能祖さん(のそさん)はもともとペンキの職人さんだったそうですが、いろいろあってペンキの仕事を辞めざるを得なくなります。
能祖さんは最初からお店をやろうと考えていたわけではないようで、その当時夫婦で趣味として木工作品を作るために丸亀市に工房を借りていました。
知り合いに作った作品を見せていたら、そのうち「売ってくれ!」という人が出てきて、だんだんと広がっていったそうです。
その後地元である観音寺に場所を移し、今度は売り場を設けて雑貨屋さん兼アトリエとして創作活動をしているようです。
今では木工だけでなく、アイアン製品をデザインして販売したり、真鍮作家さん、タイル作家さん、レジン作家さん、布作家さんたちともコラボして製品づくりやワークショップをしています。
これは真鍮作家さんの作品です。
これはレジン作家さんとのコラボ商品で、「マンカラ」という伝統的なボードゲームを全く違ったテイストに仕上げました。
これはタイル作家さんとのコラボ商品、コースターで、木部は能祖さんが作りタイルは作家さんが作ったというものです。
とはいえインテリアという観点で言えばやはりオリジナル家具が面白い。
天板にフローリングを使ったサイドテーブルです。
この変わったシェイプのサイドテーブルは、
このようにソファに座りながらもすぐ手元に置いて使えるものです。
スタンド式のトイレットペーパーフォルダです。
こちらはスパイスラックで一般的なシステムキッチンのサイズに合わせて作られています。
オリジナルのアイアンフックです。
このような壁かけ看板もアイアンで作ってくれるそうです。
こちらは手作りのスツールです。
この白い棚は足の部分は拾ってきたもので、それを活かして作ったものだそうです。
またこのOld Factoryのもう一つの見どころはビンテージ商品です。
Old Factoryではビンテージとは言っても保存状態のいいものだけを選んで買い付けています。
このラジオはその昔Georgiaの懸賞用に作られたものだそうですが、状態がいいので今でもラジオとして聞くことができます。
ちなみにこのラジオは中に電球?かブラウン管?のようなものが入っており、通電するとそれが温まってくる仕組みだそうで、コンセントを抜いても暖かいうちは音が鳴るそうです。
これはかつて高知県にあった日本で2番目に古い歯医者さん宅から掘り出されたもので、見ての通りの扇風機です。
東芝の前身であった芝浦電気製作所製のもので、一つだけ使われずに倉庫に眠っていたものらしいので、古いけど超美品です。
これの壁かけ時計は愛知時計製のもので大正時代のものだそうですが、状態も良く、当然問題なく使えます。
そして・・・
今回この愛知時計を買って帰り社長室に迎え入れることにしました。
現在このようなところでブログを書いています。
またこの時計、小さいけれどとてもいい音がします。
私はビンテージものといっても飾っておくだけのものより実際に使えるものが好きで、そういう意味でもこの壁かけ時計は大変お気に入りです。
いかがだったでしょうか?
ちょっと話が脱線してしまいましたが、こんな素敵なOld Factoryにぜひ足を運んでみてください。
最後に気さくなオーナー能祖さんからの一言。
「今後、ますますモノづくりの好きな人たちの集まる場所になっていけばいいなと思っています。土曜日曜日は作家さんも集まってくるので、モノづくりの好きな方はぜひお気軽に遊びにきてください」
香川県観音寺市池之尻1504-1
080-4991-7100
平日10時~14時
土日祝10時~19時
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プロファイル:
小山良造 1976年2月17日生まれ
●芸術的職人集団、㈱R.Life代表取締役。
●壁紙の職人として起業したのち内装全般を彩る職人として活躍中。
●日々の活動やホテルの内装、重要文化財の建築を見て回ったり、海外の展示会に足を運んだりしたインテリアブログも好評。
●ちょっとした国際通。
●アウトドアスポーツが趣味。
0120-6969-33