森熊大学にて床施工講習を受けました。

 

 

 

 

 

 

四国のクロス職人の皆さん!特にときどき自分で床材を張ることのある皆さん!

 

今回はそんな職人さんに向けたブログを書きたいと思います。

 

(一般のかたは面白くない内容かも知れませんが今回はすいません。)

 


●株式会社森熊が床の施工をレクチャー

 

松山市に本社を持つインテリアの問屋さんで四国4県に支店を展開、また輸入壁紙のお店WALLPAPER HOUSEを四国4県にて経営する「㈱森熊」を四国の内装職人だったらご存じですよね?

 

㈱森熊、WALLPAPER HOUSEについてはかつてブログで取り上げさせていただきました。

 

WALLPAPER HOUSE、ヨーロッパ見本市インテリアトレンドセミナーに行きました

2018年 森熊祭りに行ってきました。

 

去る2019年7月19日(金)、㈱森熊が床職人の技をレクチャーしてくれる「森熊大学」を受講してきました。

 

森熊大学

 

この1日講習は㈱森熊と取引のある業者さんなら受講できますが、一度に4人までしか受けられません。

なぜならこの床講習は講師の先生の指導のもと、1人1台作業台を完成させていくというものなので作業台の数以上の人数は一度に受講できないからです。

 

今回は芸術的職人集団のリョーゾー社長&石川、株式会社丸井内装計画の丸井社長&島田さんと4人合同で受講しました。

 

株式会社丸井内装計画

 

 

●タイル張り講習スタート!

 

 

この講習では上のようなブース(作業台)に塩ビタイルを張っていき、

 

 

上の写真のようにウッドタイルとスクエアタイルを張り分けして完成させます。

 

 

 

とりかかる前に、コンポジションタイルを使ってデバイダーでサークルをカットする方法を学びました。

 

 

   

みんな真剣そのものです。ある意味仕事中より本気です(笑)

 

サークルカットの方法を先生が教えてくれています。

 

おかげでこのように完璧に切り込むことができました。

 

 

●今回ためになったこと

 

今回の研修で個人的に知らなかったことを備忘録を兼ねて書いておきたいと思います。

 

①スプレダーには表と裏がある

床糊を塗り広げていく道具、スプレダーには表面と裏面があります。

 

ブレードの部分を手で触ってみると、エッジの部分にバリがあって引っかかるようなほうが裏面です。

 

 

②床糊は封を切る前に攪拌する

 

  

今回使用したのはタジマの床用アクリル糊でしたが、糊缶を開封する前には必ず缶を良く転がして中身を攪拌するようしないといけないそうです。

 

ウレタン糊の場合には特に中身が分離してしまっている場合が多く、そのまま垂らして使うとひっつきの悪いところが出てきます。

 

③塩ビタイルの1枚目はタイルを定規として使う

 

塩ビタイルの張りはじめbは上のように基準線(青い線のところ)を引いてからそれに合わせて張りはじめると思いますが、床に塗った糊で基準線が見えにくかったり、bが置いた後にずれたりしないように、aのタイルを定規として当てます。

 

  

その他にも見たことはあるけど正確な使い方のわからなかった床工具を説明してもらったり、細かい張り方のコツも教えてくださいました。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

普段施工している材料でも改めて話を聞くと知らなかったことがあります。

 

興味があってもっと詳しい話を聞いてみたい方は、森熊でもいいし、私でもいいのでご一報くださいね。

 

 

 

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